グレートレースに挑む日本人選手 飯野航氏とは ~確度高めな勤務先推理~
こんにちはマサです
今回は数々のグレートレースで活躍しておられる飯野航さんをフィーチャーしてみたいと思います.私自身ナミビアのサハラレースとイタリアのトルデジアを見て,大ファンになりました.そんな飯野航さんのご紹介です.
下記記事でもグレートレースについて書いてます
engineerwisemethod.hatenablog.com
2018年01月04日発売のTarzan(ターザン) No.733でも飯野航さんが特集されており,今乗りに乗っている選手(グレートレーサー?,アドベンチャーレーサー?,ウルトラランナー?)であります.
プロフィール
年齢:37歳(2017年時点)
出身:東京都葛飾区
部活歴:高校・大学では柔道
経歴
2011 サハラマラソン 16位
2012 サハラマラソン 9位
2014 マダガスカルレース 2位
2016 ヴィヴラム香港 9位
2016 サハラマラソン 1位
2017 Badwater135 1位
練習方法
・往復で40kmある職場に走って通勤
これのために朝4時起床,5時出発,6時半始業というとんでもない生活.
帰宅後は腹筋100回,腕立て100回,側筋100回というメニュー
・週末はランに加えてバイクやスイム.
ランなら30km,バイクなら70~80km,スイムなら1000m
・レース前は低酸素カプセルで標高2000~2500mの設定で30分のラン×2セット計10kmをトレッドミルで行うことも欠かさないんだそう.
・レース前は丹沢でタイムトライアル.渋沢駅~塔ノ岳を2往復する約40kmのコース
・トルデジアに出る前には栂池~白馬~槍ヶ岳~北穂高岳~涸沢~上高地 走行時間60時間,睡眠時間10分×6回というトレーニングも.睡眠時間まで本番をシミュレートしているとがすごいですね.
飯野さんのトレーニングについては雑誌トレイルラン2016春号に詳しく載っていました.下の写真のような年間スケジュールまで載っていてかなり読み応えありです.
勤務先
自動車設計技師
ここが話題になっていますね.さまざまな憶測が飛び交っている.そんなわけで私も推理してみました.
Tarzanの中では次のヒントがあります.
1.自動車設計技師(「設計技師」ですのでメカニックではなくエンジニアですね)
3.川崎に工場がある
以上のヒントから推理していきます
<仮説1>
まず②シュツットガルトに本社があるということは
ぐらいに絞られます.
他のパーツメーカーという可能性はゼロではないですが上記ぐらいが代表でしょう
そして③です.川崎に工場がある!これでポルシェ,ベンツ,ダイムラーの可能性がほぼ消えました.ということは,
ボッシュ 横浜(ボッシュエンジニアリング株式会社)
ボッシュ 横浜(ボッシュ株式会社 横浜事務所)
ボッシュ 横浜(ボッシュ株式会社 横浜第二事務所)
があるボッシュが可能性を考えました
(「工場」ではないですけどね)
<仮説2>
トレーニング内容のコーナーでご紹介したトレイルラン2016春号で全身メルセデスベンツのサイクルジャージでバイク練習をする姿が掲載されています.
欧州では会社に真面目に務めているとポイントがついて,ポイントがたまったらサイクルジャージなどと交換できるという福利厚生制度があります.実際日系企業のベルギー駐在経験がある方に伺った話です.(うらやましいかぎりですね)
このことより,飯野氏がメルセデスベンツに務めているという可能性もあるかと思います.
メルセデスベンツHPから引用
日本におけるダイムラーAG
Mercedes-Benz Research & Development Japan(メルセデス・ベンツR&D日本)
世界各地で展開しているメルセデス・ベンツ・カーズの研究・開発拠点を日本でも展開しています。
Daimler AG Representative Office Tokyo(ダイムラーAG 東京代表事務所)
政治・経済分野の情報収集、ロビー活動を行っており、東京代表事務所は1991年に設立されました。
とあります.そして,
日経新聞(2010/10/19)より引用
欧州自動車大手の独ダイムラーは18日、川崎市内に新たな研究開発拠点を開設した。横浜市緑区にあったメルセデス・ベンツの研究開発拠点と、ダイムラーグループが国内に持つ知的財産部門を集約した。新拠点では電気自動車(EV)やハイブリッド自動車の研究や、自動運転など運転者の負担軽減に関する技術の開発に取り組む。
拠点の名称は「メルセデス・ベンツR&D川崎」。新川崎地区にあるダイムラーグループの三菱ふそうトラック・バスの本社に隣接し、自動車に関する技術や知財管理部門を集積させる。延べ床面積は約950平方メートルで、従業員数は33人。
松沢成文知事は同日の式典で「県が普及を進めるEV開発の先頭に立つのは日本とドイツ。国内で様々な技術を開発してほしい」と要望。川崎市の阿部孝夫市長も「川崎市は研究開発都市として変ぼうを遂げている。市内企業との取引拡大や地域経済への波及に期待する」と語った。
という記事があることから③の「川崎に勤務先がある」もクリア.①のエンジニアだという推測にも当てはまります.
私の推理の最終的な結論は「メルセデス・ベンツ」だと考えます。
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さかいや
魅力
なんといってもその強靭な精神力です.そしてものごしが柔らかい(腰が低いわけではなく自身に満ちているんだけど優しい口調という意味です)あとはピンチになってもポジティブというか前だけを見ている姿勢.絶体絶命でも笑っていられるのは過酷なトレーニングが日常であることと,様々なレースを経験しているからでしょうか.
使用装備
サロモンのトレイルランウェア.下記商品のカラーが白のやつはサハラレースの時に使用しておられたので覚えている方も多いのではないでしょうか?
その他は随時調べながら更新していきますね.
<ランニングショーツ>
まとめ
皆さんの飯野さんのレースを一目見ればファンになること間違いなしです!