エンジニア的方法論

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エネルギー管理士、公害防止管理者(大気1、水質1)エンジニアの雑記。趣味や育児や仕事に関しての綴っています

命知らずの冒険家たち!世界のグレートレースまとめ

 

 こんにちはマサです

 

今回は私の大好きな番組 NHK 「GREAT RACE」から世界中の過酷なレースを紹介いたします。

大好きな番組なので是非本家のWebも、本家の番組も見てください

http://www4.nhk.or.jp/greatrace

 

最近各地のマラソン大会が賑わっていますね。「苦しい事の先に新しい世界との出会える」なんて自分探しめいたことも言われておりますが、自分を試したいなら是非「アドベンチャーレース」をオススメします。命知らずの冒険野郎(女性もたくさん出場されています)ばかりのレースなので、無事に帰って来られるかは保証致しませんが。

 

アルプス250km「Transalpine Run」

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アルプスの3000m級の山々250kmを二人一組で走る。出場ペアは280組。日本からは奥宮・山田ペアが出場していました。参加費は17万円ぐらい。二人のやり取りに人間味が溢れていて涙しました。感動。

 

 

 

ナミブ砂漠250km「SAHARA RACE 」


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250キロ6ステージの合計タイム を競うレース。31の国と地域から206人が参加。日本人飯野航さん36歳(車会社会社員)が参加されてました。職場の行き帰りを走りトレーニングをされているそうで月800キロ走るらしい。(桁がやばい、1日25km走っても足りない。。) 砂漠の中のコースを示す目印は30cm×30cmぐらいの小さな旗だけという迷子になること必至のレースです。飯野さんは「体力に限界はあっても精神力に限界はない」と言われていてすべてのコースでステージ優勝。総合優勝をされていました。コースの神聖さ(景観を守るため地元の人すら立ち入ることができない)ということも相まって感動しました。

 

飯野航さんの特集記事を書きました

 

engineerwisemethod.hatenablog.com

 

 

参加費が約50万円(高っ!)

下記お金を含んでいるとはいえ高い。

参加費用に含まれるもの
・モロッコ現地でのバス移動
・ケータリング(レース中の食糧は含まれません)
ビバーク(レース中のキャンプ)
・Ouarzazate(ワルザザード)のホテル宿泊費用(2泊1日2食付)
・レース中支給される水
・フランス又はヨーロッパへの緊急帰還保険料
・テクニカルサポート
・医療支援
・空と地上からのサポート
・マラソンキット
・完走メダル
・記念Tシャツ18
・完走証(レース終了後3か月間ダウンロード可)
・公式記録映像(レース終了後3か月後ダウンロード可)

 

 

 ジャングルマラソン260km

 


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 アマゾンで行われる、ジャングルマラソン260キロを7日間で走るレース。摂氏43度のなか粘土のようにまとわりつく地面や落ち葉だらけの坂道を全力で駆け下りるレースです。参加費は3000ドルと高額です。誰がこんなレースでるんや。。

 

南米ブラジル660km


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カヌーや自転車を持ったまま、膝までの沼等を進むレース。日本からはチームイーストウインドが出場しています。コースの内、陸地は4割で6割は水の上です。出場者は16カ国32チームで女性がチームに加わることが参加条件となっています。45℃以上ある過酷な環境なだけでなく、「蚊」との戦いもあるひどいレース。いつ沼地になるかわからないようなところを進むため小型ゴムボートの携帯が義務付けられているというむちゃくちゃなレースです。

 

 

 

 

ヒマラヤ330km「ヤックアタック」


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  自転車で9日間のうちに330kmを走るレース。写真からもわかりますが一歩先は崖。そんな中で全速力で坂道を下っていくレースです。参加費約25万円

 

 

イギリス420km「Spine」

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 イギリスの背骨ライン山脈を走るレース。睡眠時間もレースの一部のため眠らずに走るランナーもいるという過酷なレース。スペインのユージーニと言う選手はコバンザメと呼ばれており、ライバルの精神力を削るため後ろにピタリとくっつくという作戦。なんでもありやな。立ったまま眠る選手もいて、まさに「極限」を見ることが出来ます。

 

 

イタリアアルプス330km「TOR DES GEANTS」

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イタリアのアルプスを舞台にした山岳レース。330キロの道のり、かつ3000m級の山々をひたすら上り下りするという過酷さ。55カ国から815人が参加されてました。 日本人では小野雅裕さんが出場(2014年トルデジアン5位) 飯野航さんが出場されていました。 どこで休むかが勝敗の鍵を握るレースです。コースを外れると崖です。出場者の中には眠らずに走り続け、スタートから55時間で睡眠をとる選手もいました。このレースのオチがすごかった。なんと霧が深くなって危険なのでゴール済みの5名以外はレース中止。

 

まとめ


これらのグレートレースでは次の2つに目を奪われました。

 

選手同士の協力

1日で100キロ以上走らないといけないコースなどでは皆で協力して、ヘッドライトだけがと寄りの森林や、断崖絶壁をすすんで、ゴールひかりを見つけて喜び合うシーンがありました。そして皆で祝杯を挙げる。

また、こういったグレートレースでは最後の日は短距離の景観がいいエキシビジョン的なコースが設定されており、順位の変動がないため、仲間になった相手と一緒に走り、肩を組んでゴール、ハイタッチをしあう。

この選手同士のつながりは感動します。

 

素晴らしい景観

なんといっても景色が素晴らしい。上の写真は一握りでもっとすばらしい景色がたくさんありました。

 

このようなグレートレースに出られる方はどのような生活をされているのだろうと疑問に思って調べてみました!生活が垣間見えて面白いです。どうやら思っている以上に厳しい世界みたいです。

 

出場チームの活動を応援しよう!!

イーストウインド プロダクション

 

 

ブログ中の写真は下記からの出典です

大好きな番組なので是非本家のWebも番組も見てみてください

http://www4.nhk.or.jp/greatrace

グレートレースの絶景をじっくり見たくなった方にオススメ!!

DVDでグレートレースの人間ドラマと絶景、最上級の冒険の様子が楽しめます!