「すがはいる」の意味とは?ラディッシュ栽培の失敗事例をご紹介
こんにちはマサです。
相変わらずベランダ菜園にいそしんでおります。
特に見られている方も少ないであろうベランダ菜園系記事ですが、子供が手を離れて時間が出来て、ガーデニングを始める中高年の方にでも読んでいただければ幸いです。(今度ベランダ菜園を趣味とされている方が人口の何%か調べてみよう)
今年もいろいろな作物を育てていますが、失敗が相変わらず多い。あとから書籍で「正しい育て方」的なものを知ることが多いのですが、なかなか、最初からマニュアル通りにしようとするとモチベーションも上がらないので、手探りでやってます(RPGをネットで攻略サイト見ながら進めてもつまらないのと似ているのかも。)
とは言いながらも、失敗事例はやはり共有しておくほうがいいかと思いますので、いろいろな作物について失敗をご紹介していきたいと思います。
今回は、ラディッシュの失敗についてお話しします。3種類の失敗を育てましたので写真付きで紹介します
実が割れる
根菜類の可食部を実と表現するのはおかしいですが、大地の恵み感を出すために(なんのこっちゃ)あえて「実」と表現しておきます。
根菜類が割れることを「裂根」(れっこん)と言います。
原因
原因は下の2つが考えられます
①収穫遅れ
②土壌水分の急激な変化
ラディッシュは種を巻いてから30日程度で収穫できるので、②の可能性は少なく、殆どは収穫遅れによって発生します
対策
ともかく収穫のタイミングを逃さないこと。地表面に見える赤い部分の直径が2〜3センチになったら収穫してください。(私のおすすめは、すが入ることを防ぐ意味も含め、2.5センチ程度での収穫です)
下の写真を参考にしてみてください
実が太らない
他の株は収穫出来てるのに、なかにはは一向に太らない奴がいます。
原因
他の株に栄養をとられてしまい、成長しないんです。
対策
株間を開けてあげましょう。10センチぐらい離しておけば、問題ないでしょう
すが入る
「そもそもすってなんやねん」ですよね。上の写真の実の中心の白いあみあみがそれです。食べられないことはないですがスカスカ気味の味になってしまいます。。
原因
すが入る原因は収穫の遅れです。写真のラディッシュは地表に見えている部分が3.5センチぐらいで収穫してみました。
対策
裂根対策同様に地表に見えている部分が2センチぐらいになったら収穫しましょう。
まとめ
今回おすすめしている収穫のタイミングは一般的に言われているタイミングより少し早いです。なぜかというと、別にラディッシュが小さくても誰も困らないから。サラダにした時の彩りと、シャリシャリした食感とみずみずしさのなかにわずかに垣間見える苦味がラディッシュの魅力ですから。そこを失わなければ大きさが小さくても大丈夫なんです。
写真はサラダにしてみた図です。男が作った気まぐれサラダなので、細かいことは気にしないでくださいね