エンジニア的方法論

エンジニア的方法論

エネルギー管理士、公害防止管理者(大気1、水質1)エンジニアの雑記。趣味や育児や仕事に関しての綴っています

日常生活もMECEで考えよう

 

こんにちはmasaです

 

タイトルからMECEってなんやねんですよね

「漏れなく、ダブりなく」

です

 

Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive

の頭文字をとってMECE

 

例えば

地球上の人を分類するとして

・20歳未満と20歳以上で分けるのはMECEです

・20歳以下と30歳以上で分けるのはMECEではありません

  21歳~29歳が「漏れ」ています

・20歳以下と20歳以上で分けるのはMECEではありません

  20歳が「ダブり」です

 

 

なぜMECEだと良いのか

 

・すべてを想定内にできる。

  検討はしていなくても、MECEにしていると方向転換が容易です

・説得力が増す

  漏れがあると、聞く側は「ほかにも漏れがあるのでは」と疑心暗鬼に陥ります

 

良く聞く「ビジネスフレームワ-ク」や4M、4P、3CはこのMECEを達成するためのものなんです

 

具体例

3C Customers:市場、Competitor:競合、Company:自社

 4P Product:製品、Price:価格、Place:流通、Promotion:プロモーション

賛成・反対

 ハード・ソフト

 有形・無形

能動・受動

 流動・固定

 主観・客観

 

 

 

具体的なMECEにするためのコツ

 

・「その他」を使わない

   すべてをカバーしているようで、漏れが発生しやすいです

・区切りをあいまいにしない

   色を分類することを例にすると

   「明るい色」「暗い色」だと境界線はどこ?となりますよね

 

こういったロジカルシンキングのトレーニングの入口には

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まとめ

 

日常生活でも自然と頭の中でMECEに考えれるまでどっぷりロジカルシンキングに浸りたいですね(幸せかどうかはわかりませんが)